i-youthは板橋区教育委員会による中高生・若者のための居場所事業です。家庭・学校などに居場所のない中高生・若者もi-youthでヒップホップダンスやハウスダンスなどに熱心に取り組んでいます。東京板橋セントラルロータリークラブは彼ら彼女らがダンスの練習をより行えるようにダンスマットを寄贈しました。この寄贈への感謝状授与も兼ねて、「i-youthダンスフェスタ」にお招きいただきました。
当日は300人収容の小ホールで立ち見が出ました。中高生の熱気にあふれる中、23組がヒップホップ、ハウス、K-pop、アイドル、チア、ジョージアンなど日ごろ練習しているダンスの発表を行っていました。各組が楽しく真剣にダンスを踊っている間の観客からの声援も会場を盛り上げていました。「i-youthダンスフェスタ」の運営もまた、i-youthを利用する中高生が行っていました。チラシや看板のデザイン、受付や場内誘導、そして、司会進行などです。運営への熱意、能力の高さに驚きました。また、i-youthを運営するまなぽーと成増、まなぽーと大原のスタッフとの心の距離の近さを感じました。
「i-youthダンスフェスタ」の前半と後半の合間に、板橋区教育委員会委員長から当クラブ会長に感謝状が授与されました。司会の中学生から「寄贈いただきましたダンスマットを大切に使わせていただきます」とのコメントがありました。
中高生のダンサー、運営スタッフ、そして観客はコロナ禍で3年間、仲間たちと活動ができなかった世代です。その彼ら彼女らが貴重な3年間を取り戻しているかのようでした。このような場にお招きいただけるのは、ロータリアンならではと強く感じました。
