2023年10月20日、12:30〜、池袋西口の東武百貨店/本館14階「バンケットホール」にて、
東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました。
坂口職業奉仕委員長から「松下幸之助に学ぶ職業奉仕」をテーマに卓話が行われました。松下幸之助は大阪ロータリークラブの会員でした。松下幸之助が銀座の床屋に訪れた時、店主から次のようなお話しをいただきました。「業即信仰」です。仕事への信仰なくして幸せになることはないです。お客様の頭を刈らせていただきながら、お客様に心の中で手を合わせています。信仰三昧の境地に立つことで、仕事に没入しています。松下幸之助もまた、仕事は社会にやらせていただくものであると考えていました。世の中の要請に応えていくのが仕事です。その良し悪しは世の中が決めてくれます。松下幸之助は次のように職業奉仕を考えていました。社会に奉仕することに商売の存在意義があります。天下の人、金を使って事業をするのならば、社会に奉仕するものでなければなりません。しかし、商売に対しては儲け主義という批判があります。社会性と利潤ということです。利潤は企業の社会的責任にも合致します。たとえば、利潤は税金として支払っています。企業は商品・サービスを適正価格とするために創意工夫をする必要があります。これにより社会を潤すことができれば、適正な利潤ということです。
また、神田社会奉仕委員長から板橋区の学習支援事業を行うNPO法人スタッフへのヒアリングについて報告が行われました。キャリア教育支援に奉仕のニーズがあるようです。