2020年、コロナ禍において板橋区社会福祉協議会の運営の食品配布会への協力を行いました。困窮子育て世帯を対象としています。
東京板橋セントラルロータリークラブからお米の提供を行い、板橋区社会福祉協議会とのつながりができました。
2021年、当クラブが東日本大震災以降支援を継続している気仙沼の水産加工会社から困窮子育て世帯への冷凍食材提供のお申し出をいただき、板橋区社会福祉協議会に取り次いでいただくことができました。冷凍食材を子ども食堂、児童養護施設などに提供することができ、たいへん喜んでいただきました。また、子ども食堂などで、たんぱく源となる冷凍食材へのニーズがあることがわかりました。
その後、物価高で子ども食堂などが食材調達に困っているのではないか?と仮定しました。板橋区社会福祉協議会から2023年3月実施した子ども食堂の運営の課題に関するアンケートを共有していただきました。板橋区内の子ども食堂は増えていますが、食材調達以外にも、対象となる子どもをいかに集めるか、逆に子どもを集め過ぎたためにスタッフが不足しており、スタッフをいかに集めるかなど、さまざまな課題があることがわかりました。
また、板橋区社会福祉協議会のご協力のもと、子ども食堂などに食材についてのアンケートを実施することができました。子ども食堂から回答をいただき、冷凍食材とお米のニーズがあることがわかりました。
下記のようなご意見をいただくことができました。
・子ども食堂で集められる食品は、ほとんどが野菜やパック入りの加工食品で、蛋白質系の食品はほとんどないのが実情です。
・子ども食堂には野菜の提供はありますが、たんぱく源となる食品をいただけますと非常に助かります。
・食堂を運営するなかでメニューを考える場合に魚の提供はなかなか難しいです。
現在、東京板橋セントラルロータリークラブは上記のニーズに応えるために準備を進めています。