2024年04月15日

4月3日、「裁判傍聴イベント」を実施しました。NPO法人キッズドアと連携し、学習支援事業「学びiプレイス」を利用する中高生を対象としました

4月3日、東京板橋セントラルロータリークラブは「裁判傍聴イベント」を実施しました。NPO法人キッズドアと連携し、学習支援事業「学びiプレイス」を利用する中高生を対象としました。

当日は、東京地方裁判所に集合しました。中高生11名とキッズドアのスタッフ3名、当クラブから神田会員(社会奉仕委員長)、茂木会員です。神田会員から東京地方裁判所の説明がありました。東京簡易裁判所に移動し、裁判傍聴を行いました。中高生は興味津々でした。神田会員によると、中高生が傍聴していたので、裁判官がいつもより丁寧な進行をしていたそうです。

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弁護士会館の会議室に移動しました。神田会員から弁護士会、裁判の仕組みなどの説明がありました。また、神田会員がなぜ弁護士を目指したのか、弁護士になってみてどうだったかのお話しもありました。神田会員が刑事事件で無罪を勝ち取ることというきっかけが刺さったようです。第一東京弁護士会のご厚意により、理事執務室、会議室、図書館などの見学もできました。図書館の弁護士向けの書籍を見る目が熱心でした。

会議室に戻り、法律に関わるお仕事についてのお話しとなりました。茂木会員から行政書士と司法書士の説明を行いました。中学生でもわかるように、ラーメン屋は保健所の許可を得ないと営業できないこと、その許可を得るための手続きを代行することなどを伝えました。

質疑応答の時間では、「傍聴するのにお薦めの裁判はありますか?」「殺人罪の刑罰は重くなったり軽くなったりすることはありますか?」「神田さんが無罪をとれたのではどういう事件でしたか?」などの質問が出ました。次回は刑事事件の傍聴をしてみたいという意見も出ました。

今後も、東京板橋セントラルロータリークラブの社会奉仕、青少年奉仕の事業として中高生への体験学習、キャリア教育の機会を提供できればと考えています。
posted by 東京板橋セントラルRC at 10:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする