2024年9月25日、板橋区富士見町にあります子ども食堂「にっこりキッチン」を見学しました。
東京板橋セントラルロータリークラブの30周年記念事業にて「ぶりの竜田揚げ」(冷凍品)を贈呈したことから見学の機会をいただきました。「ぶりの竜田揚げ」は当クラブが東日本大震災以降、気仙沼の水産加工会社を支援しているつながりから調達しました。また、コロナ禍における困窮世帯への食品配布会を支援したつながりから、板橋区社会福祉協議会に子ども食堂へのニーズアンケートにご協力をいただき、この贈呈が実現しました。たんぱく質やメニューのレパートリーにニーズがあります。
訪問当日は10名ぐらいのボランティアがお弁当の準備をされていました。お弁当の中身は、ぶりの竜田揚げ、シュウマイ、かぼちゃ煮、茹でアスパラ、お新香、パンケーキです。ぶりの竜田揚げはやわらかくて美味しいと好評でした。お弁当のお米に最近の価格高騰の影響が出ているとのことです。
お弁当の準備は60個。そのうち、50個が持ち帰り、10個が子ども食堂での提供となります。対象は幼児、小学生、中学生と保護者、高齢者です。子どもには毎回20個から25個を提供しています。お弁当は有料です。大人400円、中学生300円、小学生100円となっています。お金をいただいているのは、子どもに食べ物はお金を出さないと手に入らないと意識付けるためです。
にっこりキッチンは、代表の小池さんが6年前に立ち上げました。「いままでいろいろな人にお世話になってきてから」というのが立上げの理由です。子ども食堂は第2・第4水曜日の月2回開催しています。
にっこりキッチンでは学習支援も行っています。学習支援の後に、小学生の女の子がお弁当を持ち帰っていました。