2024年10月7日、板橋区大山金井町にあります子ども食堂「大山子ども食堂の会」を見学しました。
東京板橋セントラルロータリークラブの30周年記念事業にて「ぶりの竜田揚げ」(冷凍品)を贈呈したことから見学の機会をいただきました。「ぶりの竜田揚げ」は当クラブが東日本大震災以降、気仙沼の水産加工会社を支援しているつながりから調達しました。また、コロナ禍における困窮世帯への食品配布会を支援したつながりから、板橋区社会福祉協議会に子ども食堂へのニーズアンケートにご協力をいただき、この贈呈が実現しました。たんぱく質やメニューのレパートリーにニーズがあります。
未就学の子どもとお母さんが続々と会場に足を運んでいました。子どもは20名ぐらいです。こちらは会場でお食事するスタイルです。食事提供までの待ち時間、子どもたちがわいわいと楽しそうにしていました。
当日のお弁当の提供数は40食ほど。18歳までは無料。大人は300円です。中身はジャンボコロッケ、玉子焼き、春雨サラダ、たくあん、豆腐とわかめの味噌汁、リンゴ、お菓子でした。会場に隣接している喫茶店がお弁当づくりに協力しています。「子どもたちにちゃんとしたものを食べさせたい」と、ジャンボコロッケは揚げたて、味噌汁も手づくりでした。当クラブの寄附したぶり竜田揚げは次回の提供です。試食されたところ、美味しかったとの評価をいただきました。たんぱく質は貴重とのことです。日持ちしないし、高価だからです。
大山子ども食堂の会は、徳田さんが2年前に立ち上げました。「貧困が拡がっている」ことを感じたのが立上げの理由です。子ども食堂は月2回開催しています。食事提供までの待ち時間に、読み聞かせやプロのバイオリストによるレクチャーなども行っています。また、食事提供後、食品配布も行っています。
大山の商業地の一角に、子育て世帯がわいわいと交流できる居場所がありました。