ロータリークラブの会員として「ロータリーモーメント」を得ることは嬉しいことです。
以前、東京板橋セントラルロータリークラブは都立赤羽商業高校から(廃校)、毎年、就業体験を受け入れていました。2009年ごろ、赤羽商業高校を訪問し、校長にヒアリングしたことがあります。リーマンショックにより、親がリストラされて、生徒の半数ぐらいが中退していました。校長は生徒の自立が必要と考えて、アルバイト、資格取得、部活動を推奨しました。親の都合で中退とならないように、卒業した後に手に職を付けておけるように、表彰されて自信を付けられるようにです。たとえば、制服を買えない生徒には、貸与を学校としてサポートしました。その生徒はアルバイトをして、自分で制服を買ったそうです。校長にとても嬉しそうに報告してくれたそうです。
校長からは、就業体験でビジネスマナーや経営者とのコミュニケーションを学んでほしいとのことでした。感銘を受けました。私も受け入れるしかないだろうと、その後、就業体験の依頼があれば引き受けています。
「貧困の連鎖をさせない」を実感し、行動に移すことができました。ロータリーにより奉仕の機会を与えていただきました。