本年度ロータリー財団地区補助金による支援として板橋区にある母子生活支援施設に物品と書籍の贈呈を行いました。
母子生活支援施設は経済的困窮を抱えるシングルマザーと子どもを対象としています。入居の理由は、パートなど不安定な雇用状況、住居の劣悪さ、親子2人だと不安など経済的自立が困難であることです。シングルマザーの心理的な自信の回復は心理カウンセラーが担当します。子どもの不安感への対応もしています。経済的自立のために、シングルマザー自身で計画を作成します。スタッフがチェックし、見直しをとともに支援を行います。
母子生活支援施設ではイベントも開催しています。子どもに体験の機会を提供し、自立心につなげています。経済的困窮世帯だけで行うことは難しいです。このイベントへの支援のため、ワイヤレスアンプ、ワイヤレスマイク、また、イベントの記録を残すためのデジタルカメラ、インクジェット複合機などを贈呈しました。いずれも老朽化して不具合が生じていました。また、子どもたちの学習のための書籍の贈呈もしました。
下記のとおり、施設長から感謝状をいただきました。
「ご寄贈いただいた、ワイヤレスアンプ他の家電は、施設で開催する、四季折々の行事で使わせていただき、良好な母子関係の構築、母子が社会性を身につけ、自己肯定感を高めるとともに、子どもたちの境遇による体験格差の解消となるよう使用させていただきます。また、図鑑他の書籍は、子どもたちの学習や読書で活用させていただきます。子どもたちの喜ぶ顔が楽しみです。素晴らしいプレゼントをしていただいた東京板橋セントラルロータリークラブ様に深謝申し上げます」

