2025年10月27日

2025年10月24日、東京板橋セントラルロータリークラブ「オープン例会」を開催しました/「経営セミナー 未来を拓く人材育成と社会貢献」

2025年10月24日、18:00〜、池袋西口の東武百貨店/本館14階「バンケットホール」にて、
東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました。

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大ア洋さん(元吉本興業ホールディングス会長、大阪・関西万博催事検討会議共同座長)、木村潤平さん(パラリンピック競技選手)を講師にお迎えし、「経営セミナー 未来を拓く人材育成と社会貢献 〜経営者の視点から考える「居場所」と「挑戦」の力〜」を開催しました。板橋区長、板橋区の経営者、社会福祉協議会職員、社会課題解決団体代表など25名ほどにご参加いただき、盛会とすることができました。

初めに当クラブの「板橋区の子ども・若者への支援事業」について説明を行いました。吉本興業にご協力をいただき不登校児童・生徒を対象とした漫才ワークショップ、板橋区内のウクライナ避難民の子どもへの支援、板橋区の学習サポートや居場所事業を利用する不登校生徒を対象とする裁判傍聴、社会福祉協議会にご協力をいただいた子ども食堂への食材提供などです。

ついで、板橋区長からのご挨拶をいただきました。中小規模の居場所の拡充を行う予定とのことです。

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大ア洋さん、木村潤平さんの講演はセッション形式でした。大ア洋さんから「吉本興業が那覇にエンターテイメントの専門学校を開設し、その1階を子ども食堂としたこと」、「生まれつき両腕のないドローンパイロットが新たな分野に挑戦しようとしていること」、「ひきこもってゲームをし続けていた人がゲームのデバッグの仕事に就き、毎日会社に行くようになったこと」など、木村潤平さんから「障害を持っていても出場できる、誰でも出場できるスポーツ大会を主催し、スポーツを通して自信をつけてもらうこと」、「大学生の時にオーストラリアに合宿し、オリンピアンとパラリアンピアンが一緒に練習していた歳、パラリアンピアンがオリンピアンに負けないために2倍練習していたこと。日本であれば「障害者はかわいそう」となるが、世界に出れば、それは日本だけの考え方であることに気付いたこと」などのお話しがありました。

「障害者がタックスペイヤーになる」、「やりたいと思った時にやることができようになる」、「みんなハンディキャップを持っている。それが個性として、オープンになってきた」、そういう社会になってきたのだと感じました。

当クラブとしても、不登校、家庭にも居場所がないなどが原因で、子ども・若者の可能性が摘まれることがないようにできる奉仕事業を続けていきたいと考えています。
posted by 東京板橋セントラルRC at 17:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする