2024年09月17日

2024年9月13日、東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました/「職業奉仕卓話」

2024年9月13日、12:30〜、池袋西口の東武百貨店/本館14階「バンケットホール」にて、
東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました。

P9130002.JPG

坂口職業奉仕委員長から次のとおり「職業奉仕卓話」がありました。

「1905年、シカゴで、弁護士であるポール・ハリスがロータリークラブを設立しました。その当時のシカゴは人口、会社が増加し、資本主義真っ只中でした。資本主義は野放し状態で、商売人は情け無用でした。同業者が潰れれば、それを喜ぶような風潮でした。
 ポール・ハリスは商売と個人について考え、3人の経営者に声をかけて、商売と親睦を話し合う機会を設けました。各人の所で輪番で話し合っていたことから、ロータリークラブと名付けました。その後、ロータリークラブはシカゴで初めてとなる公衆便所を寄贈しました。このような活動が評判となり、全米に拡がっていきました。
 ロータリークラブの会員はその会社の代表としてロータリークラブに出席します。そして、ロータリーの精神を社会に普及します。その精神とは「人にもう少しやさしく」ということです。これが職業奉仕の実践です。
 職業奉仕の実践で大切になるのが「四つのテスト」です。ロータリアンは、何かを話す時、行動する時に、真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうかを考えることが薦められています。
 1929年、大恐慌が始まりました。1932年、ロータリアンであるテイラーは、調理器具メーカーの立て直しを依頼されました。40万ドルの負債を抱え、倒産の瀬戸際にありました。テイラーは元々いた会社を辞め、調理器具メーカーの社長に就任しました。そこで、テイラーが考えたのが「四つのテスト」です。「四つのテスト」により、調理器具メーカーの信望は高まり、財政の改善に寄与しました。1937年までに調理器具メーカーの負債は完済され、1952年までに株主に対して100万ドル以上の配当が行われました。純資産は200万ドル以上に達しました。
 1943年、国際ロータリーの理事会は「四つのテスト」を職業奉仕プログラムの一つの構成要素としました。
「四つのテスト」は規則ではありません。自己評価のための判断基準です。自身の成長にもつながります」


posted by 東京板橋セントラルRC at 14:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月09日

2024年9月6日、東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました/「米山奨学生卓話」

2024年9月6日、12:30〜、池袋西口の東武百貨店/本館14階「バンケットホール」にて、
東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました。

米山奨学生の鄭さんから卓話をいただきました。自己紹介、出身地の紹介、そしてこれからロータリークラブで学びたいことなどです。
「東京大学公共政策大学院で経済政策を専攻しています。趣味は旅行、生け花、カフェ巡りです。自分の特長は向上心、統率力、努力家であることです。信条は「毎日一歩ずつ進むことで大きな目標を達成できる」です。台湾の有名な飲食物はタピオカミルクティ、小籠包、牛肉麺です。牛肉麺は国民食といえます。台北とその近郊の有名な観光地は九份、十分、故宮博物館、台北101です。アナリスト、コンサルタント、宅建士などを目指しています。これからロータリークラブで学びたいことは起業家精神です。日本はとても住みやすく、日本人は親切です」

また、青少年交換受入学生のフィオナさんも来会されました。
「例会日の前日から高校に通い始めました。ホストファミリーは鈴木さんのところから黒田さんのところに移りました。みなさんに感謝しています」

鄭さんとフィオナさんの交流もありました。10代、20代もいて、にぎやかな例会となりました。
posted by 東京板橋セントラルRC at 16:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月02日

2024年8月30日、東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました/「クラブ協議会」「ガバナー公式訪問」

2024年8月30日、12:30〜、池袋西口の東武百貨店/本館14階「バンケットホール」にて、
東京板橋セントラルロータリークラブ例会を開催しました。

IMG_2024-08-30-13-00-45-145.jpg

石川彌八郎ガバナーによるガバナー公式訪問でした。石川宜司ガバナー補佐、木村地区幹事が同行されました。

石川ガバナーご参加によるクラブ協議会では茂木会長より「クラブ活動計画」「クラブの特長的な奉仕活動」についての発表がありました。会長の役割の仕組化を進めています。次年度、次々年度の会長がスムーズに役割を果たせるようにすることを目指しています。また、板橋区の子ども・若者への奉仕活動を継続して、熱心に行っています。高田会員増強委員長からは「会員増強計画」。来年2月の30周年記念オープン例会に入会候補者をお誘いすることを計画しています。

石川彌八郎ガバナーより講評をいただきました。奉仕活動を通して社会を見る目を変えること、そして、困っている人を気持ち良く受け容れる社会にすること、また、クラブとして楽しく充実していることが一番とのことです。

例会における栃木ガバナーからの卓話は下記のとおりです。
「本年度の合言葉は「隔たりを取り除き、ご縁を大切に」です。隔たりを取り除くためには、親睦が必要です。ロータリーにおいては人格者との交流のことです。親睦が行われないとロータリーの奉仕活動にパワーはないです。なぜならバラバラだからです。親睦が行われ、隔たりがなくなれば、奉仕活動はパワーあるものになります。ご縁については、先日のお盆に和尚さんがお話しされていたことが腹に落ちました。「元々何も関係ない人が結びついて何かの役に立つこと」ということです。たとえば、扇子です。紙、竹、金具は本来ばらばらの物です。扇子職人が合体させて誰かの役に立つ物にになります。
職業奉仕については「頼まれてもいないのに「忖度」してあげること」だと考えています。それが奉仕の理念、思いやりです。さらにロータリーアンには高潔性も求められています。私の一族は江戸時代から代々日記を書いています。祖父もまた日記を書いていました。そこには、職業奉仕とつながることが書いてありました。1948年、敗戦の混乱の中の記述です。「混乱の中で、ずるいことをすれば儲けることができる。現にそうしている経営者もたくさんいる。しかし、私は祖国の復興を目指し、事業を清く行うこととする」。大きな事業はできないかもしれませんが、高潔性があれば、事業が壊滅的になることもありません」

また、米山奨学生の鄭さんも来会されました。「先週、インターンを行い、企業、事業を理解できました。来週もインターンを行います。就職活動はしばらく続きます」とのことです。
posted by 東京板橋セントラルRC at 16:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする